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「驚異の腸内フローラ 田中保郎」の感想

あれこれ本を読み、食事を変えてみた結果、腸内環境はマジで大事だと確信してます。

腸内フローラ(腸内細菌叢)について掘り下げて勉強したいと思いこの本を買ってみました。

 

腸内フローラの入門書という感じで、興味深くまとまってはいるけれども「おおお!」と感じる新しい学びがあったわけではありません。

 

読む価値が高いのは第一章

第一章が一番勉強になったかなと感じます。

腸内環境が大事というけれど、その中には腸内細菌たちがたくさんいる。

それは人それぞれ違うので、万人共通の健康食なんてものが存在しないんですよね。

 

となると、大事になってくるのが、『腸内細菌と向き合うこと』だと思います。

ファスティングなどで腸内細菌をある程度、入れ替えたりコントロールすることも出来るみたいですし、腸内細菌と共生しているという意識で食生活を見つめ直すことで新たな気付きもあると思います。

 

この本には書いてありませんが、青汁1杯で健康的に生活されている森美智代さん。

この方の腸内細菌は、牛と非常に似ているという研究結果があるそうです。

www.youtube.com

生まれつきではなく、食生活に合わせて(病気を期に食生活を変えた)腸内細菌も変わっていったということです。

 

なので、肉を食べない生活をしていたら肉が無くても平気な腸内環境になるし、元々タンパク源が少ない地域のパプア族は、イモばっかりの食生活でも筋骨たくましい体格をしています。

現代の日本人だったら、イモばっかの食事で筋肉ムキムキにはそうそうなれません。

ここに腸内フローラの存在感がありますね。

 

 

それ以降の内容は、腸に関する本では基本、取り上げられていますので、ある程度学んでいる人にとってはちょうどいい復習になると思います。

dokushosuruyo.hatenablog.jp

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