「悪魔を出し抜け ナポレオン・ヒル」の感想
いやーこの本は勉強になりますね。知識があまり無い状態で読んだらトンデモ本みたいに捉えていたかも知れません。
ナポレオン・ヒルさんが、本当に悪魔と対話をしたのか?という点は重要ではなく、悪魔の発言がものすごく本質的なことを言っていると感じるので、内容がものすごく響きます。
オーディオブックで聞いたんですが、本も欲しいくらいです。
たまにパラパラっと開いて、適当に読むだけでも学びがありそうな気がします。
欲求との付き合い方
割とココ最近、食欲と性欲との付き合い方について学び続けています。
どちらも根源欲求だけにコントロールは簡単ではないのですが、コントロールするメリットが半端じゃないってことで取り組んでいます。
そのあたりに関する新しい情報があったわけではないのですが、やはり色々読んでみると根っこの部分は同じなんですよね、つまりは本質だと。
第10章の自制心について。
ここでは本当に大事なことを言っています。
これ、現に悪魔が行う支配が行われてますもんね、戦後から。
他人事じゃないです。
いかに染め上げられた価値観を払拭していくか、ってところが他の本よりも強めに刺さる気がします、悪魔を出し抜けは。
出版までに長い時間がかかっていたとか色々と謎がある本ですし、タイトル的に気軽に手に取れない感はありますが、「自分の頭で正しく考えられる」ようになるには必要な一冊ではと思います。