35点男の立ち回り術 田村淳
ロンブー淳さんのイメージって、
- 計算高い
- 聞き上手
- 女にモテる
こんな感じです。
頭が切れてクールに場を仕切っていくMCの印象が強かっただけに、35点という表現に興味が湧いて読んでみました。
1章2章に凝縮されてる
淳さんの対人の立ち回りに関しては、1章にかかれてます。
2章はネットツールを使った立ち回り。
3章、4章は質問に答えるコーナーなので、立ち回り術からは離れています。
質問や世の中の出来事に対する淳の回答という立ち回りと捉えられなくもないですが、正直水増し感は否めないですね。
ただ、1章の要所要所に「なるほど」と思える内容が載っているので読む価値はあるかと思いますね。
例えば、
- 上手な怒られ方
- 口説き方
- 対女性の立ち回り
だったりというのは、学びになりました。
SNSでの立ち回りも参考になります。
淳さんってSNSをフル活用してオフ会なんかも開催してコミュニケーションツールとしてのポテンシャルを最大限引き出しています。
有名人だからとかじゃなく、シンプルに有効な手段が書かれているので2章も有益です。
3章4章はサラッと読むくらいでいいかなと思いました。
35点という数字は気にしない
「見た目とか学歴などの評価で35点でも立ち回りで上乗せされて何とかなるよー」
ってのが、「35点」の真意ですね。
35点を前向きにとらえていないと卑屈に映って、ナメられるわモテないわで赤点男になってしまいそう。。。
あくまでも謙虚に自らの足りなさを意識するって意味合いでの点数付けでしょう。
35点男ってのは、キャッチーなコピーってことであまり気にせずに、淳さんのそのスタンスだけを参考にするくらいがちょうどいいのかなと思います。