「お金を稼ぐ読書術 午堂登紀雄」の感想文
読書は良い習慣の代表格ですし、自己投資として効率が良いと言われています。
それでいて、値段も高くなく簡単に手に入り、取り組みやすさも高いです。
ただ、うまく読書を活用できているか?という点を加味すると難易度が高まります。
その難しい読書の活用法のヒントがたっぷりと書かれている本です。
この本は、読書が習慣になっているけれども上手く活かせているかな?と感じる人にオススメだと感じました。
特に響いた箇所
実践すべき!と感じた箇所は、
複眼読書
同じ本を読んでも、自分の理解と他人の理解が違っていることはよくあります。
食事に関する本でも、健康志向の人が読むのと、ダイエットしたい人が読むのでは響く箇所や情報の受け取り方が違っていたりします。
私が購入した食事法などに関する本は家族の共有スペースに置いておいて、シェアしています。健康に興味がある家族が読んだら、感想を聞いてみて「おお、その視点は無かったわ!」と盲点に気がついたりするんですよね。
これってものすごく重要なことだと感じているので、その複眼読書を自分の発想を広げられるようになれれば、1冊の本から得られるものは倍以上になりますね。
正反対の主張の本を読む
「人は自分が見たいと思うものだけしか見ない」という性質があります。
人間の性質なので、偏見や思い込みなどが起こるのは致し方ない部分です。
けれども、正反対の主張の本を読むことで強制的に「自分が見たいと思わないもの」を見ることになるので、大変勉強になりますね。
まあ、気持ちよく読書は期待できないかもしれませんが。笑
たしかホリエモンさんってTwitterでは、自分と真逆の考え方の人もフォローしているそうです。
反対意見を見ることになるからムカついたりするけど、そこから生まれる視点や発想もあるから結構良いんだというようなことを何かで見たことがあります。まさしく複眼的ですよね。
他にも色んな読書術が書かれていますが、個人的には『複眼読書』を取り入れたいなと思いました。
これだけでもこの本を買った価値があります。(複眼読書を身につけるための実践をしてこそですけどね!笑)