「工藤公康 粗食は最強の体をつくる!幕内秀夫」の感想
めっちゃタイトルに惹かれましたね、この本は!
野球には疎いんですが、工藤公康さんの名前くらいは知っていました。
読んでみると現役生活も長く続けられて、それでいて成績も残し続けていたっていうからマジでスゴイです。
その秘訣のひとつが粗食だと言うんです。
粗食って実はご馳走だと思う今日このごろ
粗食の良さっていうのは、私自身思い当たるフシがあったのでこの本にピンと来たんですよね。
今、1日1食生活をしています。2018年入ってすぐ始めたのでもう2ヶ月になります。
少食ながらも筋トレが趣味なので、鍛えたりしてるんですが、そうなってくると1日に1回しかない食事ってのはかなり重要になってくるんです。
タンパク質を重視するとかカロリー多いほうがいいとか、頭でっかちだったらそういう計算が立ってくると思うんですが、そこは理屈じゃないんです。不思議なことに。
おにぎりと味噌汁が食べてーー!ってなるんです。なぜか。
良質な塩で味付けした塩むすびってメチャ質素なんですが、超美味しいんですよね。
たまにパスタとか食べると何だか物足りないと感じてしまいます。
これが本当に不思議だっただけに、選手生命が長かったスポーツ選手の強さの秘訣が粗食だというのを知って、合点がいったというか嬉しい気分になったりしました。
最初からクライマックス
本の感想ですが、最初が興味深くてグイグイ読んでしまったんですが、後半飽きました。笑
個人的に知りたい内容ってのは、本の半分くらいでクリアしちゃってたんですね。
工藤公康さんが選手生命の危機に陥る→食生活の改善(粗食にする)→復活して活躍
っていう起伏のあるドラマのような展開を読んでしまうと、その後盛り上がりに欠けるのは致し方ないかなと思います。
ただ、良い本であることは間違いないです!
ファストフードが流行り、欧米食が浸透しきった現代だからこそ読みたい本です。
戦後、やつらが欧米食と普及させ、古き良き和食・粗食を軽んじるように仕向けた背景とかを考えながら読むと、余計にしみますね。