「3日食べなきゃ、7割治る!船瀬俊介」の感想
自分が思っているよりも、自分は食べすぎていた。。。
そんなことに気が付ける本です。
この本を読むことで、
- 睡眠時間が短くても活発になる
- 見た目が若々しくなる
- 今の数倍、食事に感謝できるようになる
- 病気になりづらくなる
- 食費が浮く
こうした未来が見えてきます!
素晴らしいけど読む人を選ぶ本
書いてある内容は素晴らしいし、実践してみることで腑に落ちる部分も多々あります。
ですが、なかなか受け入れられにくい本ではありますね。
飽食の時代にこの本を手に取れる?
この本が素晴らしく感じる背景として、現代が「飽食の時代」であることが挙げられますが、飽食の時代なりの価値観ってものがあって、それがテレビやらSNSなどを通じてより強固になってしまってる人たちも多いですからね。
それは、”美味しいもの食べないと損”というような価値観。
テレビを付ければグルメ番組が多く放送されているし、SNSで訪れた飲食店の写真をアップする人たちもかなり多いです。
こうした価値観が渦巻く状況で、あえて少食に向かうことは難しそうです。
大病をしたとか、身内が過食で健康を害したなどの強い体験があれば話は別ですが、大抵の場合、テレビやSNSで発信される色とりどりの綺羅びやかなグルメに刺激されてしまいますからね。
この本が響く人たち
60代の親に薦めてみたらかなりの食いつきを見せました。
やはり、年令を重ねることによって「健康」「老化」がより一層身近になっていて、向き合わざるを得ない状況だけに、こういった内容の本は刺さりますね。
逆に若い世代には面白いほど刺さりません。
やっぱり、どれだけ「自分ごと」として捉えられるか?なんですよね。
なので、若い世代であっても胃腸が丈夫でない人には響くでしょうし、漠然と食生活に対して疑問を持っている場合には水を得た魚のような状態になるかもしれません。
個人的にはとてもオススメです。